相模原なるほど学校クイズ【27】

いよいよ、小学校も卒業式を迎えます。学校生活の半分をマスクと共に過ごした現6年生。

卒業式間近になってマスクに関する対応が変わってきました。

改めて確認できるクイズをしろいゆきさんが作ってくれました。

 Q.卒業式シーズンになりました。市内小学校の卒業式では、マスクの着用はどのように扱われる予定でしょうか?(複数回答)

  1. 児童、教職員、保護者、来賓みな、マスクを外す。
  2. 児童、教職員はマスクを外す。保護者、来賓はマスクを着用。
  3. 児童、教職員、保護者、来賓みな、マスク着用。
  4. マスクの着脱を強制しない。
  5. マスクの着脱については、必ず指示に従う。
  6. 歌や呼びかけの際は、対策をする。


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:②児童、教職員はマスクを外す。保護者、来賓はマスクを着用。

   ④マスクの着脱を強制しない。

   ⑥歌や呼びかけの際は、対策をする。

解説:タウンニュース中央区版3/9号によれば

今後の卒業式について市教委は文部科学省からの通知を踏まえ、各学校に対し「児童生徒(在校生を含む)および教職員については、式全体を通じてマスクを外すことを基本とし、歌唱や呼びかけを実施する際には、マスクの着用などの対策を講じて実施。また、来賓や保護者などの出席者については、マスクの着用を基本とする旨を通知した」としている。あわせて、さまざまな事情によりマスクの着用を希望する、マスクを着用できない児童生徒もいることなどから、「マスクの着脱を強いることのないように」と依頼をしたという。

マスク生活 ひと区切り 「3年」「卒業式」 市教委に聞く  | さがみはら中央区 | タウンニュース

ちなみに、私の勤務する小学校では、在校生代表として5年生も参加、保護者2名までです。市教委の通知に準じて進め、歌と呼びかけではマスク着用の予定です。しかし、流行の状況によっては、検討することにしています。


マスクについては、コロナ禍初期から様々な議論が生じ、時には分断も発生する場面もあったかと思います。

卒業式について、私が住む学区の中学校では以下のようなメールが学校から配信されました。


  1. 式場の換気など、基本的な感染防止対策を講じて、卒業式を実施します。
  2. 通知には「生徒及び教職員については、式全体を通じてマスクを外すことを基本とします」とありますが、不安を感じる生徒も予想されるため、本校としては個人の判断を尊重し、柔軟な対応を行います。ただし、来賓や保護者等の出席者については、マスクの着用をお願いします。
  3. 合唱は、マスクを着用して実施します。
  4. 保護者の方の出席は、以前お伝えした通り2人までとします。
  5. 座席については市の方針に基づき、座席間に触れ合わない程度の距離を確保します。
  6. 当日、体調不良がある方のご出席は、お控えください。
  7. 様々な事情により、マスクを着用する生徒、マスクを着用しない生徒がいることをご理解ください。


項目2.の「不安を感じる生徒も予想されるため、本校としては個人の判断を尊重し、柔軟な対応を行います。」の文言に個人的には好感を持ちました。そして、項目7.の「様々な事情により、マスクを着用する生徒、マスクを着用しない生徒がいることをご理解ください。」という配慮ある言葉もありがたく感じました。

卒業シーズンって、花粉症の季節でもあります。「マスクを外せ」と言われても、花粉症が辛くて外したくない生徒もいますよね。

それから、マスクをしてまで合唱って必要なのかどうかも個人的には疑問です。(自分が小中学生だった時も合唱は不要だと思っていたので)

本来は誰も、マスクをすることも外すことも強制できない・されないはずです。個々の思いを尊重して、マスクをしたい人もしたくない人も幸せな門出を迎えられることを祈っています。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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