相模原なるほど学校クイズ【28】

この春小学校入学を控えたお子さんをお持ちの保護者さんの心配事の一つではないかと思われる「学校の登下校」。

相模原市の登校についてを、サッカー大好きさんがクイズにしてくれました。

 Q.相模原市内では登校で登校班がない学校もある

 ① ○ ② ×


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:① ○

解説:相模原市内の公立小学校の多くは、登校班で登校していますが、自由(個別)登校やスクールバスで登校する学校もあります。

登校時間は8時から8時15分となっていますが、自由登校だと登校時間ににバラツキも出てくるので見守る地域の人も大変だと言う課題があります。

また、職員の勤務時間外(勤務開始時間前)に登校時間が設定されているため、職員は勤務時間よりも早く出勤せざるを得ないという実態もあります。子どもたちが安全に登校できるように人員を配置するなど、市がしっかりと対策を取る必要があると考えられます。


私の家の近隣でも、登下校時にボランティアの方が子どもたちの見守りをしてくださっているのを見かけます。子どもたちの安全のために雨の日も猛暑の日も笑顔で見守ってくださることに心から感謝します。

でも、ボランティアさんの多くは高齢の方。いつまで続けてくれるのだろう?この方がボランティアを辞めてしまったら次のボランティアさんが来るのかな?と心配もあります。

また、たびたび見聞きする保護者による「旗振り当番」の問題。仕事との調整がつかなかったり、持病などがあったり、幼い下の子を連れていかなければならなかったりと、自分の子どものこととはいえ、協力が難しいご家庭もあります。

相模原市は「学校と地域、保護者との連携による登下校等の課題解決に向けた体制の整備」を教職員の働き方改革の方針の一つに掲げていますが、そこに「行政」「警察」「民間」等も入れないと持続不可能な改革になってしまうのではないかと思います。


さて、解説にある「職員の勤務時間」については、相模原市が作成し、保護者に配布された「学校における働き方改革宣言」にはっきりと記されています。


先生の勤務時間は原則8:30から。教職員の勤務時間を理解して協力してね、ということのようです。

しかし、市内のある小学校の日課表には…


「7:50〜8:20に登校」とあります。

う〜ん…。教員の勤務時間への理解がないのは保護者だけではなさそうですね。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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