相模原なるほど学校クイズ【90】

今回は中学校の部活動についてのクイズをくまさんが作ってくれました。


 Q.いま相模原市の中学校での部活動において、進められていることは、次のどれでしょう。

① 部活動は、平日は少なくとも2日、週末は少なくとも1日以上の休養日を設けることとしている。

② 放課後の活動時間を17時までに終えるようにしている。

③ 大会で優秀な成績を収めた部活動、学校にはクオカードを贈呈している。

答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:

① 部活動は、平日は少なくとも2日、週末は少なくとも1日以上の休養日を設けることとしている。

② 放課後の活動時間を17時までに終えるようにしている。


解説:相模原市の部活動の活動日は、①にあるように、平日2日、休日1日以上の休暇を取ることを相模原市教育委員会が「相模原市立中学校等部活動指針」によって定めています。

②については、すべての学校ではありませんが、17時には活動を終え、下校する流れを取る学校が増えてきています。

明るい時間が長く、夏の総合体育大会を控える夏場は、放課後の活動時間が18時までという学校が今までほとんどでした。

しかし学校現場の働き方改革の流れからか、学校ごとに教員の退勤時間の17時には生徒は活動を終え、下校する日程を組んでいる学校が増えています。

(陽の短くなる冬場はより下校時間を早めています。)


部活時間の縮小は保護者の間では否定的な意見も聞くことがあります。

授業を終えから部活の準備をしても片付けの時間を考えると実際練習ができるのは10分程度、なんてこともあるのが現状。「勉強は苦手だったけど部活が楽しかった」なんて思い出を語る大人も少なくないですよね。それを思うと、部活がここまで削られてしまうのはなんとなく寂しい気もします。

最近では部活の地域移行や外部委託などの話もよく聞きます。クラブチームではなく「部活動」として継続されてきた良さもあるのではないかと思いますので、子どもたちの気持ちも無視することなくバランスの取れた改革が進むといいな、と思います。

ちなみに、相模原市では現在、「部活動地域移行審議会」にて休日における部活動の地域移行についてが審議されています。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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