相模原なるほど学校クイズ【13】

今回は中学校の先生、くまさんが問題を作ってくれました。部活の顧問もしているからこその問題ではないかと思います。



 Q.南市民ホールは、どのような目的で設置されたでしょう。

①市民文化の向上と福祉の増進への願いから。

②第2の市民会館として。

③音楽会や演劇等の文化的催し物の発表や鑑賞の場として。


答えは写真の下にあります。

(写真 相模原南市民ホールホームページより)

《答えと解説》

答え:全部

解説:

 南市民ホールは1983年に開設。約400席の客席があり、音楽会や演劇の発表、鑑賞の場として親しまれています。

 一方で築年数が長く、耐用年数を超えた設備もあることから、市は2021年に策定した「行財政構造改革プラン」で028年3月までに他施設と集約化する方向性を示し、具体的な方法や条件については「地域の理解を得た上で対応を決定していく」としていました。

 しかし、市は今年9月、市議会に対して「情報提供」という形で廃止を通知。理由については、施設改修した場合に事業費が推計約3億円に上るほか、他施設に比べて利用率が低く、維持管理費の市負担割合(2018年度・7割)が高いことなどを挙げました。

 南市民ホールは中学生の演劇発表の場にも使われており、顧問の教員の中にも廃止を心配する声が出ているそうです。


南市民ホール廃止に係る説明会は新聞でも報道されていたのでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。


SNSで「南市民ホール」と検索すると…

中学生〜大学生が発表の場として活用していることがわかります。

「風っ子展」で知られるさがみ風っ子文化祭のステージ部門【中学演劇発表会】の会場も南市民ホールです。

部活動だけではなく、ピアノやバレエの発表会で多くの子どもたちが利用しているホールです。説明会でも「南市民ホールは聖地」という発言もあったようです。

市のホームページには

市民説明会の他、オープンハウスの実施など、引き続き、皆様から幅広くご意見をお伺いする機会を設けてまいります。

とあります。オープンハウスなどが実施されるときには中高生を含んだ多くの市民が足を運んで意見を届けられたらいいな、と思います。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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