相模原なるほど学校クイズ【12】
相模原の子どもと教育を考える会のグループラインでは、新聞記事等を誰かがシェアすると、その記事への感想やそれに関連した経験を先生方が報告しあうトークが繰り広げられることがよくあります。
今回のクイズは、こちらの記事↓のシェアを元にしたトークから作られました。
Q.相模原市内でもプール(水泳授業)が民間スポーツクラブに委託されている学校も出てきています。水泳授業を民間委託した学校のプール利用費等の保護者負担はあるでしょうか?
①義務教育なのだから「ない」
②民間施設を利用するのだから「ある」
答えと解説は写真の下にあります。
《答えと解説》
答え:②ある
バス代、プール使用料を含め1000円程度を保護者が負担している学校があります。義務教育の授業料は無償なはずなのに、水泳授業は無償ではないのでしょうか?
民間に委託すれば、プールの維持費等がかからなくなったり、教員の負担が減ると言うメリットがある一方で、公教育の意味や、なんでも民間委託で良いのかを考えなければならないと思います。
コロナのために2年水泳授業が行われず、再開されると思ったら民間委託で費用は保護者負担。こんなことが相模原市内の小学校で行われているそうです。
元々プールのない小学校は市営のプールを利用しており、保護者の負担はありません。共和小は数年前、プール故障により銀河アリーナを利用したそうですが、銀河アリーナまでは徒歩で行ったためバス代の負担もありません。
今回、民間委託を経験した先生からは「移動含めると半日(4時間分)かかる。校内であれば2時間で充分できる。」という話も。
私は「老朽化したプールの維持や修繕、水道代等にお金をかけるよりも他のことに使ったほうがいいだろう」と考えていたため、水泳授業は民間委託でいいと思っていました。もちろん、移動や指導にかかる費用は公費負担になるものと思ってのこと。
しかし、実情はそうではないことがわかり、う〜ん…と唸ってしまっています。
皆さんはどう思いますか?
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