相模原なるほど学校クイズ【38】

6月も半ばに入り、梅雨に入ったとはいえ、かなり暑い日が続いています。日中30度を超える日も多く、熱中症が心配されます。

今回は、相模原市の小中学校の教室のエアコンの設置状況についてのクイズをくまさんが作ってくれました。


 Q.相模原市の小中学校の普通教室のエアコン設置率は?

①100% ②90% ③80%

答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:①100%

解説:相模原市の全ての公立小中学校の普通教室にはエアコンが設置されています。2019年の夏に設置が完了されました。夏場は教室での学習中、体調を崩さないように、集中して学習できるよう、適宜エアコンを使用しています。

理科室や、家庭科室などの特別教室、体育館の設置は100%ではありません。熱中症の防止のために、安心して学校で過ごせるように特別教室のエアコン設置も進めてもらいたいところです。


2020年に策定された『相模原市学校施設長寿命化計画』には以下のように記されています。

(4)児童生徒や教職員の学習環境・生活環境の向上
児童生徒や教職員が1日の大半の時間を過ごす学習、生活の場であるため、快適な学習環境、生活環境を確保することが重要です。
・適切な温度管理やトイレ環境の向上等、生活面・衛生面での配慮 

「適切な温度管理」がエアコン設置を指していると読み取れます。

これに基づき、特別教室や体育館のエアコンの設置も一応進められてはいます。

だけど、やはり現場にいる先生や子どもたちに「進めてはいます」と伝えたところで「遅い!」というのが正直な感想ではないかと思います。

相模原市の小中学校は数年前から夏休みも短くなりました。残暑厳しい時期に新学期を迎えて授業を始めたとしても、どれだけの効果が見られるのかは疑問です。

職場環境の整備という点でも、教職員の皆さんからもスピーディな整備を市や教育委員会に求めてもらえたらいいな、と思います。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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