相模原なるほど学校クイズ【42】

いよいよ夏休みが近づいてきました。長い夏休み、子どもたちには嬉しいけど、大人たちは・・・という家庭も多いのでは?

ところで、夏休みって何日間あるかご存知ですか?

今回はしろいゆきさんが夏休みの期間に関するクイズを作ってくれました。


Q.相模原市公立小中学校の今年の夏休みは、いつからいつまででしょう。

①7/21~8/24 ②7/21~8/31 ③7/22~8/27 ④8/1~8/31


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:①7/21~8/24

解説:今年の夏休みは、ズバリ!7/21(金)から8/24(木)までの35日間です。

数年前までは、始まりは同じ7/21で終わりが8/31の42日間でした。

この42日間は、60年位前から長い間変わらずに続いてきました。それが、外国語の導入などにより学習指導要領で提示されている時数の確保が難しくなり、夏休みの終了を1週間早めて今の期間になりました。また、普通教室のエアコン設置が進み、夏場でも教室での学習は可能?ということも関連があろうと思います。

さてこの夏休み期間、コロナ禍の下、変更された年もありました。3ヶ月間の休校があった2020年は、4、5月が休校で大幅に授業時数が減ったため、夏休みは8/1始まりでした。8/25に2学期始業式の予定でしたが、コロナの流行がひどくなってきたため、8月いっぱいは休校とし、9/1始まりでした。この休校判断は、全校に先駆けて相模原市は決定し、英断だったとの声もたくさん聞かれました。この年は、それだけでは時数確保が難しく、学校ごとにいろいろな工夫(無理矢理なこともあったかもしれませんが)がありました。私の職場では、7月は短縮授業をかなり削りました。12月も短縮授業を削り、冬休みも始まりと終わりを少しずつ詰めて短くしました。

夏休みといえば、以前は学年プールや夏休み学習サポート(補習、体験教室、統計グラフ作成指導など)、地域プール開放など、子どもたちが登校する機会がありましたが、今はありません。午前中から30度以上の気温の中、登校中の熱中症の心配があったり、涼んで爽やかになるはずのプールも暑(熱)すぎて入れる温度でなかったり、子どもたちの安全上健康上の理由があります。また、ブラック職場と言われている学校では、日頃なかなかとれない年休(有休)を夏休み期間になるべくとって、リフレッシュして2学期に臨もうという先生側の理由もあります。

いずれにしても、35日間の今年の夏休み。子どもたちにとっても、先生たちにとっても、有意義なものになりますように。


相模原市のホームページの「よくある質問」に長期休み(夏休み、冬休み、春休み)の日程が掲載されています。

夏休みは学校では学べないことを学ぶチャンスの期間でもあります。

各地でさまざまなイベントなどが開催されますので、興味のあるものに参加してみるのもいいですね。

夏休み中は学習室として部屋を開放している公民館などもあります。子ども食堂や無料塾などの「子どもの居場所」支援をしてくださっている団体もあります。

どこか特別なところに行かなくても、そう言ったところでいつもと少しだけ違う過ごし方をしてみるのもいい体験になりますね。宿題のお手伝いもきっとしてもらえるはず!

体調管理に気をつけて、楽しい夏休みを迎えましょう!

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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