相模原なるほど学校クイズ【63】

今回は市議会やニュースをよく見ている方には簡単なクイズ。

 しろいゆきさんが作ってくれました。


 Q.相模原市は、2024年1月から、市立小学校の給食費を新たに補助することを12月議会に提案しました。一体、どんな補助でしょうか。

①1月から3月まで、一人一食につき10円を補助する。

②1月から3月まで、給食費を4600円から4000円に減額する。

③1月から3月まで、給食費を無償にする。


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:③1月から3月まで、給食費を無償にする。

解説

「相模原市、小学校給食3カ月限定で無償化方針 物価高騰下、子育て世帯支援
 相模原市は市立小学校給食を来年1~3月の3カ月間、期間限定で無償化する方針を明らかにした。物価高騰が続く中、子育て世帯を支援する狙いで、国の交付金を活用する。15日の市議会定例会議に一般会計補正予算案を提出する。」

先週、朝の通勤時にFMラジオから聞こえてきたニュース。帰宅してネット検索すると、12月12日の神奈川新聞HPの記事に、以上のような内容が掲載されていました。また、TV神奈川のニュースでも

「小学校の給食について来年1月から3月までの3カ月間、一律で無償化するとし、アレルギーなどで給食を食べない児童には相当分を現金で支給するということです。 相模原市で給食費が無償化されるのは今回が初めてです。」

という報道がありました。

正直言うと、ちょっと耳を疑いました。

でも、「おお!期間限定だけど、やるじゃん!」と感激。ぜひ、議会で可決されることを期待します!物価高騰が理由なら、3ヶ月限定でなく、せめて物価が落ち着くまで継続して欲しいし、全国的に無償化を実施する自治体が都市部でも増えている中、相模原市にもぜひ恒常的に無償化を導入をして欲しいです。ちなみに、県内では清川村が2023年4月から小中学校で、厚木市は2024年4月から小中学校で、無償化が実現だそうです。


話は少し変わりますが、物価高の影響なのか、最近気になっていることがあります。今までほとんど使われていなかった「切り昆布」が、よく登場するのです。

煮物にも、汁物にも、サラダにも、連日入っていることもあって、ええ!って感じ。この「切り昆布」のセールスポイントは「戻すと20倍に膨らみコスパ最強」とあります。増量できるので、材料費の節約につながる?物価高へのささやかな抵抗?と秘かに思っています。私の職場の給食だけなのか?


すっかり子育て支援の目玉とも言える地位を築き上げている「給食費無償化」。

相模原の場合、月4600円が無償になるのですから、給食を食べている子どもの保護者としては嬉しい施策です。

しかし、今回提案されたのは3ヶ月分のみ。そして、忘れてはならないのは「相模原市立小学校」が対象であるということ。私学へ通う子どもはもちろん、支援学校(県立)に通う子どもも対象外です。今回は、アレルギーなどで給食を食べていない児童には現金を支給するとのことですが、「給食を食べていない」の判断には複雑な判断が必要となります。また、この件に関して12月15日に審議された「子ども文教委員会」では、不登校の児童も対象外であることが答弁されています。にもかかわらず、賛成総員で可決となっています。この結果を持って、21日の本会議で採択がされます。録画はこちらで視聴できます↓

相模原市の給食費無償化が、全ての子どもを見捨てない、取りこぼさない支援となることを願います。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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