相模原なるほど学校クイズ【73】

いよいよ新年度。

前回は小中学校の先生の異動に関するクイズでしたが、今週は高校の先生の異動についてのクイズを三太郎さんが作ってくれました。


各学校では終業式も終わり新年度に向けての準備もあり、あわただしい日々を送られていると思います。子どもたちも新しい学年に向け不安と期待で胸が張り裂けそうなのではと思います。さて終業式で行われる離任式・退任式ですが離任する先生方の異動先は神奈川県立高校では発表しないことになっています。「新聞で確認してください」ということですね。

 Q.高校の場合、異動先の発表について文部科学省はどのような指示をしているでしょうか。

(神奈川県では終業式でなく修了式という学校もあると思います)


① 文部科学省は特に指示していないが県ごとに方法が違い、異動先も終業式に発表する県もある。

② 文部科学省の指示があり新聞発表前の異動先の発表は控えることになっている。

③ 文部科学省は新聞発表前の異動先発表は望ましくないと指導しているが終業式で発表するかどうかは各県にまかせられている。

答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:① 文部科学省は特に指示していないが県ごとに方法が違い、異動先も終業式に発表する県もある。

解説:文部科学省による指導も指示もありません。

ある県の高校では、新聞発表は待っていられないので終業式での離任式では異動先も紹介するということでした。さらにある県の小学校では離島への異動があるので3月31日の新聞発表を待たずに異動先を紹介し先生が引っ越し準備が滞りなく行われるように、また保護者や子どもたちが港に先生を見送りに行けるように配慮があるということです。

異動先が発表できたほうが先生も子どもたちも、もやもや感が生まれず新年度の決意が固まると思うのですが。


離島から、もしくは離島への異動となると、確かに発表を待っていられないですね。

どんな様子なのか調べてみたら、こちらの記事を見つけました。

先生の異動の重みがなんとなく違うような気がしてしまいます。


さて、とうとう新年度に入りました。

新学期が始まるまであと数日。

子どもたちはクラス替えや担任の先生の発表にドキドキしているかもしれませんね。

先生方、新学期準備よろしくお願いします!

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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