相模原なるほど学校クイズ【74】

今年は相模原市は市政70周年。

それを記念したイベントが市内各地で企画されています。

市としては70歳ですが、市になる前から相模原には学校がありました。

そんな、学校の歴史のクイズをしろいゆきさんが作ってくれました。


 Q.相模原市の小学校で一番古い学校は、創立から何年くらい経っているでしょう。

①150年  ②130年  ③100年


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:①150年

解説:明治5年/(1872年)8月、「学制」が発布されました。すべての国民が小学校に就学することが定められ、全国に学校が整備され近代的な教育がスタートしました。この学制発布によって、相模原の地にも学校が創設されました。上溝小学校、田名小学校、鳥屋小学校(※)、川尻小学校は、令和5年度に150周年を記念してそれぞれの記念行事を行っているようです。

(※鳥屋小学校は、令和5年度「鳥屋学園」(義務教育学校)の開校とともに、150周年を祝い閉校となっています。)

私は上溝小学校の地域に住んでいますが、「歴史は古く、後に初代・3代校長となる「鈴木縫之助」先生が1867年(明治元年)に、上溝に私塾を開いたのが始まりです。 そして、文明開化から間もない1873年(明治6年)に上溝学校に改称し、上溝小学校の150年に渡る歴史がスタートしました。」とHPなどで紹介されています。また、1年前から商店街のお店に子どもたち手書きの「150周年記念ポスター」が掲示されていたり、「上溝まつり」のパレードに実行委員会メンバー(子ども版と大人版)が参加してアピールしたりしていました。

各校の150周年記念行事については、HPなどで知ることができます。

逆に、創立間もない新しい学校は、鳥屋学園(開校2年目)青和学園(開校4年目)で、いずれも小中合わせた9年制の義務教育学校です。また小学校として一番新しいのは、小山小学校(平成15年開校)です。

昨今、児童数減少の進行で、学校統廃合が進んでいます。それにより、義務教育学校が新設されたり、伝統ある学校が閉校になったりすることでしょう。新しい学校ができることにより、子どもたちの学校生活がより豊かで楽しいものになって欲しいと思います。


150周年を迎えた各学校のホームページを見てみましょう。


私は上溝小学校が歴史ある学校だということは知っていたのですが、他に3校も同じくらいの長さの歴史を重ねてきた小学校があることを初めて知りました。

皆さんはご自身が通っていた学校やお子さんが通っている学校がいつ創立されたのかはご存じですか?

創立の背景なども調べてみると面白い発見があるかもしれません。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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