相模原なるほど学校クイズ【85】

今日は祝日の月曜日。明日から金曜日まで頑張れば待ちに待った夏休み!

さて、今年の夏休みは何日あるのでしょう?

なんてカレンダーを数えればわかることではなく、先生ならではの夏休みの日数に関するクイズをサッカー大好きさんが作ってくれました。


 Q.コロナ前は2学期が相模原市でも9月1日からはじまっていましたが、いつの間にか8月25日(今年度は26日)からスタートすることになっています。さて、それはなぜでしょう?

① 冬休みを長くしたから

② 休みが多すぎるから

③ 学習指導要領が定めた授業を終えるため

④ エアコンを設置したため


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:③ 学習指導要領が定めた授業を終えるため

解説:相模原市立小中学校では2019年度から、夏休みが1週間短縮されることとなりました。学習指導要領の改訂による授業時間の増加に伴う措置で、市教育委員会(市教委)では授業数の確保と授業内容の定着へ向け期待を寄せる一方、学校教職員など教育現場からは、職員負担の面で一部懐疑的な声も上がっています。

次の指導要領改訂では、授業時間が減る予定になっています。指導要領が変われば、夏休みは元に戻るのでしょうか?


《ブログ担当者(保護者)の感想・補足・解説》

2019年に夏休みが短くなることが発表された時のことを私も覚えています。

子どもたちは夏休みが短くなることに衝撃を受けていましたが、私は2学期が始まるのが早くなるのに給食開始は早まらないことに衝撃を受けました。

小学生は午前授業、中学生は全員お弁当持参になるのです。

8月末、まだまだ酷暑が続く季節の真っ昼間に空腹で下校することは熱中症のリスクが高いのではないか、学童に持っていくためのお弁当を学校に持参する日が増えることの危険性(食中毒等)ないのか、などの心配から夏休みを短くするなら給食実施回数も増やしてほしいと保護者として感じました。

また、困窮家庭にとっては夏休みは家計への負担が大きくなるため、夏休みを短縮または廃止してほしいという声があるのも現実です。

先生も子どもたちも家庭も、負担なく過ごすためにはどのような方法があるのか、考えなければならない問題だと思います。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

0コメント

  • 1000 / 1000