相模原なるほど学校クイズ【84】


 Q.通知表の所見の代わりに、学期末に個人面談を取り入れている学校が増えている。

① ◯(増えている) ② ×(増えていない)

答えは画像の下にあります。


《答えと解説》

答え:① ◯(増えている)

解説:多くの学校では、1学期、または1、2学期に通知表の所見に変わる個人面談を取り入れています。

では、なぜ個人面談にしたのでしょう?賛否両論が実はあります。個人面談だと保護者とのやりとりがしやすく、文章だけでは伝えられないことも伝えられると言う意見や所見を書く負担が少なくなると言う意見がある一方で、個人面談になにも先生からのコメントが残らなくなってしまうと言う意見や個人面談の方が資料をそろえたりする負担が増えると言う意見もあります。

保護者のみなさんは通知表の所見が個人面談に変わったことをどう感じますか?


「保護者のみなさんはどう感じますか?」

と聞かれてしまったので、保護者の1人として(決して代表ではない)、感じていることを書こうと思います。

「所見の部分を面談で伝えるようにしている」という話は数年前に聞きました。最初に聞いたのは、確か子どもが中学生の時だったのではないかと思います。私は元々、所見を含めて通知表をそれほど重視していないので、所見があろうがなかろうがあんまり興味がないのが正直なところです。(頑張って成績つけて、通知表作成している先生はガッカリしてしまうかもしれませんが)

私が子どもの頃から、面談では、子どもの学校での様子や授業態度、学習で気になっている点などの話はされていたと思います。そしてそれと同じようなことが通知表に書かれていた記憶があります。

その所見を書かなくすることで、先生方の忙しさが軽減されるならそれでもいいと思います。しかし、すでに話したことであっても、その話を聞いているのは面談に行った保護者だけ。両親揃って行けるわけではありませんし、その所見に書かれた「いいところ」「頑張りを認めてもらえているところ」などが子ども本人にとっては、その時だけに限らず、将来においても励みになる可能性もあるのではないかと思います。

そういった意味では、通知表を作成するのであれば、所見は文字として残して欲しいな、とも感じています。

完全に、私の主観ですので、私からも「皆さんはどう感じますか?」と問いかけておきます。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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