相模原なるほど学校クイズ【53】

今回は、相模原市の教員採用試験について、みぃさんがクイズを作ってくれました。



先日、相模原市教員採用試験の合格発表がされました。

色々報道があるように、以前と比べて倍率は低くなってきています。今年度の相模原市の小中学校全体の平均倍率は3.2倍と、昨年より微妙に高くなりましたが、依然倍率は低めです。

相模原の採用試験の受け方には、一般受験の他に、さまざまな特別選考があります。

大学推薦、社会人経験者枠などがあり、枠によっては筆記試験が免除になったりします。

 Q.それらの特別選考の中で、市内の任期付職員、常勤代替職員(臨時的任用職員などの非正規雇用の先生)の受けられる選考区分がありますが、その選考区分の合格率はどれぐらいでしょうか?

①約8割

②約5割

③約3割

答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:③約3割

解説:今年、市内の任期付職員や常勤代替職員(臨時的任用職員)で採用試験を受けた人数は141人で、合格者は48人でした。実際に現場で働いており、日頃から相模原の教育に尽力してくれている先生方なのにも関わらず、とても低い合格率だと思います。何年も相模原で担任をされているのに、毎年採用試験に落ちている先生の声も聞きます。明確な理由がないと納得できないですよね。

今現場は教員不足が深刻な状態です。このような教員不足を解消するためにも、市内で働いてくれている先生方をもっと採用してもらいたいです。


2023年度の教員採用試験、選考区分別の試験結果はこちらに掲載されています。

こんなにさまざまな区分があるとは知りませんでした。

採用試験に合格していなくても担任を持っているということもちょっと驚きです。

すでに学校で働いてくれているのに採用試験には合格できない。これが教員が多すぎて余っている状況で起こっているのなら理解できますが、足りないというのになぜこんなことになっているのか、不思議です。

そして、大体の倍率が1~3倍だというのに、保健体育は7.8倍というダントツの高さにもびっくりしてしまいました。

・・・な、なぜ?

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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