相模原なるほど学校クイズ【76】

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?

どうぞ、ご安全にいい休日をお過ごしくださいね。

さて、今回は「学校再編」についてのクイズをみぃさんが作ってくれました。


 Q.相模原市の小学校は、現在71校ありますが、そのうち、閉校、再編が予定、検討されている学校は何校あるでしょう?

① 0校 ② 1校 ③ 3校


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:③ 3校

解説:現在、光が丘地区と、相武台地区で、学校再編についての取り組みがなされています。

光が丘地区では、2025年4月を目途に、青葉小学校を閉校し、光が丘小学校、陽光台小学校、並木小学校の3小学校に再編することが決定しています。また、並木小学校の学校再編について、継続して検討を進めています。

相武台地区では、2026年4月を目途に、もえぎ台小学校を閉校し、相武台小学校及び緑台小学校の2小学校に再編することが決定しています。

その地域で育った人たちにとって、母校が無くなるというのは辛いことですよね。少子化に伴う児童数減少という理由ですが、閉校されてその他の学校の人数が増えることにより、教室の数や学区の広さなど、様々な問題が生じます。閉校、再編については、慎重に判断する必要があると思います。


相模原市の学校再編については市のHPに記されています。

光が丘地区↓

相武台地区↓

学校再編の根拠等は「相模原市立小中学校の望ましい学校規模の あり方に関する基本方針」(以下、基本方針)に定められています。

「子どもが減ったから学校減らします」という単純なことではなく、「学びを豊かにするためには学校規模は適正にしましょう」という文科省の考え方の元、小規模校の再編が行われています。

見比べてみると、小規模校にはメリットもデメリットもあることがわかります。

しかし、このメリット・デメリットの比較ですが基本方針に記されているのは「児童生徒」「教職員」「保護者・地域」に関することのみで、「行政」に対する影響が記されていないのです。

学校が減ると、当然必要経費が減るでしょう。一体いくらの節約になるのか、そしてその節約された分がどこに回るのかが市民としては気になるところ。注視していく必要がありそうですね。


今回、クイズにしたのは「小規模校」についてでしたが、同時に相模原市には「大規模校」間近となっている学校があります。その学校は現在、校舎増設中。

まちづくりのビジョンとして相模原市も「コンパクトシティ」を掲げていますが、それにより学校規模のバランスが崩れているのではないでしょうか。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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