相模原なるほど学校クイズ【61】

今年はいつまでも暑い日が続いているためか、今週末がもう12月だなんて信じられないのですが、学校はすでに学期末に向けて動いているようです。

学期末といえば、、、通知表。ということで、今回は通知表についてのクイズをサッカー大好きさんが作ってくれました。


 Q.学期末になり、通知表が渡される時期になってきました。さて、小学校の評定(3月につく「1、2、3」または「A、B、C」)は全学年つけなければならないのでしょうか?

① つけなければならない ② つけなくても良い

答えは画像の下にあります。


《答えと解説》

答え:② つけなくても良い

解説:文科省の学習評価に関する資料では、小学校三年生以上で評定をつけなければならないと定めているため、1、2年生は評定をつける必要はありません。そのため、1、2年生は通知表につく評価(◎、◯、△)をつけなくてもよいことにもできます。

ちなみに、茅ヶ崎市の香川小学校は通知表自体をなくしています。通知表を出す、出さないは学校が決めることになっています。



「通知表は必ずしも作成しなくてもいい」という内容のクイズを以前出したことがあります。(クイズ【52】

今回はさらに詳しい内容となっているため、私たち保護者にはちょっとわかりにくい言葉が出てきていますね。

「評価」とは、1学期と2学期に配られる「あゆみ」につけられている「◎、◯、△」のこと。

「評定」とは、3学期の「あゆみ」につけられている「1、2、3」または「A、B、C」のことだそうです。

解説に書いてくださった文科省の学習評価に関する資料には、以下のように書かれています。

観点別の学習状況の評価をもとに、総括的な学習状況を示すため、5段階(小学校
は3段階。小学校低学年は行わない)の評定を行う。

1年生と2年生の3学期の成績にABCを付けることを「行わない」と記されています。評定が不要なら、評価も不要になりますよね。

ただ、やはり保護者としては、子どもの習熟度は気になるところ。それを知るために民間の模試などを受けさせたいかというと、それほどでもないというのが本音。学校で作成してくれる通知表というまとまったもので我が子の習熟度が可視化されるのはありがたいですが、習熟度を知るのが目的なら、普段のテストの結果からも知ることができますよね。

でも、習熟度が気になってくるのって、何年生くらいからでしょう?

そう考えると、確かに低学年には「評定」は必要ないな、と思えてきます。


さて、解説に書いてくださった茅ヶ崎市の小学校についての記事を一つ紹介します。

香川小学校については、この他にも検索するとたくさんのニュース記事がヒットします。ご興味がありましたら、ぜひ検索してみてください。

相模原の子どもと教育を考える会

教育や子どものことをともに考え、語り、行動していく市民、学生、教員、団体を繋げていく取り組みをしています。 給食問題から少人数学級の実現など様々な問題に取り組んできました。 定期的にニュースも発行しています。

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